どんだけあんねん、漂着ゴミっ？！★3／21（月・祝）ビーチクリーンに参加

2016/03/26

今週頭に、兵庫県内の高校生（主に、ボランティア活動を行うインターアクトクラブ）が参加して、竹野・誕生の浜のビーチクリーン活動が行われました。私ももちろん参加してきました。今回で3回目。今回も晴れました〜！

ビーチクリーンと言えばの豊岡総合高校インターアクトクラブを中心に、柏原高等学校、氷上西高等学校、百合学院、滝川高等学校、柳学園高等学校、芦屋学園、滝川第二高校、神戸商業高等学校理科研究部などの高校生軍団の他、地元のたけの観光協会やライオンズクラブ、海の家メリさん（カヤック）など総勢120名で行いました。

冬の日本海は漂着物が多いのです。

この場所は北西に開けた場所なので、
どうしても溜まりやすい

崩れた発泡スチロールは一粒一粒になって、地層のようになっています。これがまた取りにくいんです・・・！（涙）でも取らなければ、魚や鳥が餌と思って食べたり、もっと砕けてマイクロプラスチックとなって汚染が更に広がります。

砂のように見えますが
全て発泡スチロールの粒つぶ

海外のゴミは字が違うからすぐ目立ちます。

この日は木材系のほか、漁網、発泡スチロールが目立ちました。一方で、ペットボトルなどはあまり無かったのが印象的でした。

1時間半に渡って、材木8000L、処理困難物（燃やせないゴミ）8000Lが回収されました！ちなみに家庭用ゴミ袋が45Lなので、それを基準に考えると・・・355.6袋！　一人3袋一杯にするほどのゴミがひと冬でやってくるのです。

写真のゴミは、ほんの一部です・・・

当日の記事（たけの観光協会FBより）
高校生のみなさん、よくがんばった！

竹野浜は子供から大人まで海を大切にする人が多く、ビーチクリーンイベントも頻繁に開催されています。だからって捨てて良いということではありません。美しい海を守るためには、それだけ根気強さが必要です。今年も10月16日（日）午前にビーチクリーンイベント「海そうじプロジェクト」をNPOたじま海の学校で予定しています。いまからスケジュール帖に記入お願いします！

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この記事を書いた人
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今井ひろこ

1968年生まれ。大阪府出身。住友精化(株)研究所に17年勤務。在職中に但馬の環境教育を支援するＮＰＯを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県最北の町・香美町へ移住。2010年より観光まちづくりに関わり、地域資源を活かしきれていない事業者に出会う。2014年9月にコムサポートオフィスを設立。年30回の講演や110回のコンサルティングを実施。事業者のやる気を引き出し、売上につなげるアドバイスをしている。