海の京都・丹後半島の間人(たいざ)がにを初めて食べた!(1)
2015/01/09
先日から、宿泊施設への販促アドバイザーのお仕事で京丹後市に通っています。同じ日本海側、山陰なのに、こうも違うのか!と思ったのが、間人(たいざ)港です。但馬の港はどこもリアス海岸の奥に港ができている、あるいは、すぐそばを川が通っていて砂が堆積した町のそばに港ができているなどの理由で、平坦な感じが多いのです。それに対して、間人港はすぐに山が迫っていて、町が崖の上にある、といった感じ。瀬戸内の家島(兵庫県)や男鹿半島の港を思い出しました。
さて、お仕事で行かせて頂いているのは、観光名所・立岩に近い「うまし宿とト屋」さん。女将の池田さんは地域活性化に熱心に取り組み、漁協とコラボして遊覧船事業を始めておられます。というのも、池田さんは漁協の準会員で、仲買人と一緒にカニをしっかり見て競落してもらい、お宿に仕入れているのです。スゴイ!今の時期は朝に魚を、夕方にカニのセリがあるんですって。香美町の柴山港とは違いますね。
間人(たいざ)港で揚がる松葉ガニ(地物のズワイガニ)は「間人(たいざ)がに」と呼ばれ、漁獲高が少ないために、宿へ泊まっても『時価』扱いになるほどの高級カニで、緑色のタグが目印です。
なぜ漁獲高が少ないのか。それは小型船で京都府の沖合へ獲りに行くため、波が高くなれば漁に出れなくなるためです。(詳しくは、京都府HPのリンク:ズワイガニ漁業をお読みください) 私の暮らす集落の民宿は、主に柴山港の松葉ガニを使っています。大型船が9隻あり、時化の時でも果敢に大海原へ出てカニ漁をしています(よほどの時化はダメですが)。そのおかげで香住区150軒ほどの民宿へ供給が図られています。
さて、その間人がにを、何と先述の池田さんから「事務所開店祝い」として、メス(セコガニ)とオス(間人がに)のカップルで頂きました。実はわたし、松葉ガニの活ガニそのものを調理して食べたことが無いのです。高いですもの!主人も毎日宿でカニ切りをしていますが、完璧な松葉ガニは食べたことが無いとか。「完璧な松葉ガニはお客様が食べるものであって、宿の私たちは食べるものではない」というのが理由です。カニは食べるのに時間がかかり、激忙の宿仕事の中で食べるのは不可能です。
とはいえ、生のカニってどうやって食べればいいのだろう・・・?!悩んでいた私に神様が舞い降りた!「ぼくが切ってあげようか?!」そっか、主人はカニ切りをいつもしているのでした。普通の包丁では民宿のようなきれいなそぎ落としができないので、カニ切り専用の特別な出刃包丁(利き手と逆利きの出刃包丁)で捌いていきました。カニの灰汁はとても強く、手がすぐに荒れますので、手袋をして捌きましょう。
どんな風に生のカニを調理すれば美味しく食べることができるのか、 続きは明日お話します。
続きはこちら。
海の京都・丹後半島の間人(たいざ)がにを初めて食べた!(2)
今井 ひろこ
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