感性写真がお客様の心を動かす☆楽天トラベルEXPO2016基調講演
今日はこれから福井県の若狭へ宿泊施設様向けのセミナーのため移動します。
繁忙期の夏を前に、宿泊予約サイトなどのてこ入れをして頂き、
冬の繁忙期も乗り切って頂いたらと思います。
今日のセミナーのチラシです♪
おはようございます。兵庫県北部・豊岡市で宿屋の集客アドバイザーを
している今井ひろこです。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
今日は、昨日のブログの続きで楽天トラベルEXPO2016の基調講演、
(株)アマナCEOの児玉秀明さんの
『ビジュアルコミュニケーションにおけるクオリティとは?』
写真や動画など、いわゆる「ビジュアル」についての講演のお話です。
写真も持つ二つのチカラ
写真には情報(information)と感性(emotion)という2つの力がある。
写真は情報と感性を見る人に与えるので、バランスが必要。
情報写真と感性写真は違う。
情報写真とは、図鑑のような写真。何か他のことを情報だけで
無く、思いを伝えるのが感性写真。
例)パリの写真。
左はエッフェル塔だけを撮っている情報写真
右は自撮りで喜びを感じる感情写真。
10年前の旅行写真は情報写真が多いが、
昨今は情報からストーリーが人の心に刺さり、心を動かす
写真に変わってきている。
料理の写真では感性写真がお客様の心を動かす。
情報写真より、よだれがでるような写真の見せ方が必要。
例)白玉の湯 華鳳(長野県)の懐石料理写真
湯気やしずる感が伝わる写真こそが予約への架け橋。
これからは、コンテンツ化へ。
お客様にとって役に立つ情報(コンテンツ)の写真が必要。
料理の写真だけでなく、コンテンツの情報を入れていくことが
これからのWebサイトでの差別化に繋がる。商品の羅列でなく
お客様に情報を発信できる雑誌的(?)なものが求められてくる。
写真屋動画の仕上げが良いということでなく感じさせること。
一瞬に感じる心をWebサイトに生かす。温泉は温泉として伝える
ことができるか。天ぷらなら、料理なら、どう伝えられるか工夫
すること。
1960年代の写真家アンデル・アダムス(ヨセミテ国立公園の写真
で有名)の言葉。
「写真は人間が表現しようとしたもの
以上のものは表現出来ない。」
半世紀以上も前から言っていること。
感じる気持ちが写真に必要だということ。
自分が感じないと人を感じさせることはできない。
今井 ひろこ
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